2025夏まとめ

コンサート

夏!!!!!!!!
過去にないくらい一瞬で終わったなあと思いつつ、写真を見返してみるとそんな前から夏だったのか!と驚いてしまいます。

6月頃からもう夏だったと思いますが、夏合宿と藝祭のことは書いたので、それ以降(9月)について書こうかなと!

9月11日〜15日

北海道の神恵内村というところで、声楽と作曲の同期のお友達と演奏をしてきました。
急に北海道行きたくなってきた!!と母に喋った2日後にお誘いをいただいたこの機会。言霊というものは本当にあるんだなあと思いました。
北海道に行くのは3回目、どれも観光目的で行ったことはなかったのですが、今回初めて小樽や札幌なども観光させてもらって、超エンジョイしてきましたよ〜♪
海鮮系が大好きで味噌ラーメンも大好きで、美味しいものをたくさん食べさせていただいて1kgも太ってしまいました汗

初日は小樽に泊まらせてもらって、その日は公演はなかったのですが、とある商店街の飲み屋街の入口にあるストリートピアノで遊んでいたら、飲み屋街の中から大慌てで女性が出てきて。
夜だったし、怒られるかな、と思えば、「餃子はお好き?」と。
何もわからないまま好きです、と答えると、また慌ててお店の中に戻って行かれて、また弾いていると、「良かったら召し上がって」と餃子とジンジャーエールを振舞ってくださった。
食べて、弾いて、食べて、リクエストを聞いて弾いて、を繰り返していたら、最終的に朝ごはんにと滅多にお目にかかれないという高級食パンと成城石井のジャムまでいただいてしまって、こんな生活をして生きていきたいなあと思ったものでした。
各地を旅して、その日食べるものを演奏でいただいて、また別の地へ、みたいな。
途中、ストリートピアノに面しているお店の窓がガラッと開いて、また、怒られるかな と思えば、ワイングラスを持った店主のおじさまが窓枠に腰掛けて優雅に演奏を聞いてらして。
賑やかなのにゆっくりと時間が流れているようで、素敵な場所でした。

2日目からは神恵内という小さな村に移動して、新しくできた温泉施設で一日二回ずつ、3日間コンサートをさせていただきました。
この温泉施設、ソフトクリームがとってもおいしくて。
いちごとミルクの味があって、村長さんのお取り計らいで、毎日無料で食べさせていただきました。
演奏の後は温泉も入らせていただいて。

なにより村のどこにいても海が見えたこともあって涼しく、長袖の軽い上着でも寒いくらい。
9月前半で東京はまだまだ暑かったので、秋大好きな私、ウキウキしてしまいました。
星もすごく綺麗で、流れ星も見られて。
コンビニもなく高校もないという村だけれど、人も暖かく、たくさんのキラキラがありました。
風も海も山も星も全部が美しくて、素敵な場所でした。
また行きたいなあ。

↓合宿場のようなところで共同生活でした。たのしかった!





9/21

素敵なご縁をいただき、博多でリサイタルをさせていただきました!
北海道から帰ってきて1週間足らずで次は福岡へ……。
初めての福岡で、初めて誰にも見送られることなく出迎えられることもなく飛行機に乗りました。
こちらでも博多とんこつラーメンを食べたり、コンサート後にお寿司を食べたり、ホテルの朝ごはんビュッフェでお腹がはちきれそうなほど食べたり親子丼を食べたり……^^;


福岡まではるばるやって来てくれた両親と一泊してみっちり観光もして楽しかったです。


リサイタルも、縁もゆかりも無い土地でどうしよう!と思いましたが、知り合いの知り合いだったり知り合いの知り合いの知り合いだったり、縁が縁を呼ぶ形で思っていたよりたくさんの方にお越しいただき、大成功で終えることが出来ました。
できたてのホールなこともありものすごく響いて、大好きなフランス音楽だけで組んだプログラムをたのしく演奏させてもらって。
幸せな時間でした。
次回は大阪でやりますか、とご提案いただいたので、また続報をお待ちください♡
福岡も賑やかで栄えていて、楽しかった。
こちらもまた行きたいです。




9/28

怒涛の演奏移動、最後は第2の故郷である茨城へ。
茨城県新人賞の本演奏会でした。
曲はこの夏3ヶ月かけて取り組んだバッハの無伴奏ソナタ2番より、フーガ。
同門同期のお友達がひいていてかっこいい!と思って選曲。
私はそんなのばっかりです。
同期が弾いてると全部すごくいい曲に思えて、全部弾きたくなっちゃう。
とはいえ、無伴奏。
全楽器から選ばれるコンクールでは分が悪いかな、と思いつつ、自分への挑戦のつもりで、この曲で挑みました。

結果は残念でしたが、たくさんのお客様(水戸に住む叔母がたくさんたくさんお客さんを集めてくれました)にお褒めいただいて、なんと初めましての方にも「心が救われました」という言葉をいただいて、それだけで満足してしまいました。

バッハの本質は祈りです。
というか、音楽自体、祈りから始まったから。
「心が救われた」というのは最上級の褒め言葉です。うれしい。

最近の私の好きなところは、結果に執着しなくなったところ。
もちろん、結果は大事ですし、いい結果になるに越したことはないです。
でもなんだろうな、そういう聴いてくださる方の言葉だったり、自分の演奏だったりも結果のうちだと思えるようになったのです。
じゃあ結局結果にはこだわっているのか。
数字や他の人との優劣にしがみつかなくなった。
すごく生きやすいし、音楽が、演奏がより好きになりました。
やっぱり、自己肯定感というか、自分を愛することなんだろうなあと思います。

たくさん演奏経験を積ませていただいて、より自分を愛することができるようになった夏でした。

↑いつも応援に来てくれる茨城の親戚さん






最後に、宣伝です!!!!!!!!

1/31(土)ソロリサイタル@代官山教会

東京で初めてのソロリサイタルをさせていただきます!!
バッハ無伴奏ヴァイオリンパルティータ1番、シューマンのヴァイオリンソナタ1番、サンサーンス(イザイ)のワルツカプリス、プロコフィエフのヴァイオリンソナタ2番、と弾いてみたかった曲と不完全燃焼な曲を詰め込んだ私がすごく楽しいプログラムです!
ぜひぜひぜひぜひ、キラキラな夏、そしてきっとキラキラな秋をすごしたであろう、パワーアップした私を見届けにいらしてください!
ご連絡は各SNSのDM、LINE、メール(suzu82139@gmail.com)などなどで絶賛受付中です。
3年生の集大成(1年はやー!!!!!!!!!!!!!!!)、どうぞよろしくお願いします!

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